[社団法人日本漢方交流会 企画部 主催・一般公開特別講座のご案内]

 

19 初学者のための漢方運用講座

<痔・膀胱炎の漢方療法>

 

 

日時 初学者講座in東京:平成2697日(日)    

 

内容 10301200       血と血剤                                                   太田順康 

   12001300    昼食 

   13001440            漢方の方剤学−黄耆剤と類方−                      高橋宏和  

   14401500                  休憩

   15001640            痔・膀胱炎に対する漢方処方の店頭応用      太田順康

   16401650       質疑応答

    *取得単位:漢方薬・生薬認定薬剤師 必須研修3単位(日本薬剤師研修センター認定)

 

場所 東京:慶應義塾大学薬学部 芝共立キャンパス 2号館 255講義室(案内板あり)

            東京都港区芝公園1-5-30 TEL:03−3434−6241

JR・浜松町駅 北口 徒歩12分  都営地下鉄三田線・御成門駅 A2出口 徒歩2

都営地下鉄浅草線・大門駅 A6出口 徒歩6分  都営地下鉄大江戸線・大門駅 A6出口 徒歩6

 

 

参加費 一般 5000円  日本漢方交流会 会員 2000円  学生 1000円  

    講座後、17001830位まで、先生方を囲んで懇親会を行います。

どうぞお誘いあわせの上ご出席下さい。(懇親会費・3000円)

申込み方法

郵便振替用紙に、参加費・懇親会費を明記し、氏名・職業・連絡先(〒住所、電話・FAX)もお書き添えの上、お振込み下さい。

郵便振替

                  口座加入者名:日本漢方交流会 企画部

                口座番号 :001606314431

問合わせ先

東京:社団法人日本漢方交流会 事務局

                          154-0001 東京都世田谷区池尻2-31-20-4F 正見堂薬局内

           TEL03-3412-1613 FAX03-3412-7499

 

申込み締切り <当日参加も可能です>

東京:平成26829日(金)    

 

 

 

 

 

講師プロフィール及び講演要旨

 

 

 

<太田順康> 薬剤師・鍼灸師。社団法人日本漢方交流会・漢方認定師範(終身)。

                   (有)艸皇園太田薬局(昭和39年〜)

履歴:昭和36年岐阜薬科大学卒業。昭和49年中和理療専門学校卒業。平成4年岐阜漢方研究会会長。平成10年岐阜薬科大学非常勤講師(漢方学)。平成15年社団法人日本漢方交流会

副理事長。平成18年東海漢方協議会会長。

専門:傷寒・金匱を中心にした古方。薬局製剤を中心にした漢方処方の店頭応用。わかり易い漢方基礎理論(初心者向け)。

著書:漢方基礎理論・重要処方解説(東海漢方協議会 初心者テキスト)。

   色々な病に対する漢方処方の店頭応用12 他。

 

【講演要旨】

 

「血と血剤」

 漢方医学独特の言葉は現代用語にない使い方が多く初学者の戸惑いの基になっています。

特に漢方独特の考え方である、気・血・水の「血」について、基本的な考え方、望診・問診上の留意点、繁用される薬味(生薬)や漢方処方の店頭での応用について解説します。

 

 

「痔・膀胱炎に対する漢方処方の店頭応用」

 「痔」「膀胱炎」は漢方療法の得意分野です。再発を繰り返す方が多い病気です。これらに繁用される漢方処方の応用を、問診、望診、聞診上の留意点を中心にお話します。

 再発を繰り返す痔や膀胱炎のお客さんに満足していただける漢方処方の選び方をなるべく平易な言葉で判りやすく解説します。

 乙字湯、当帰建中湯、桂枝茯苓丸、桃核承気湯、大黄牡丹皮湯、当帰芍薬散、芎帰膠艾湯、

猪苓湯、五苓散、竜胆瀉肝湯、五淋散、八味丸、その他。

 

 

 

<高橋宏和>  薬剤師。京都漢方研究会常任理事・講師。

京都薬科大学非常勤講師(漢方医薬学担当)。

兵庫県明石市にて末広薬局(平成3年〜)

履歴:昭和53年徳島大学薬学部卒業。昭和53年医療法人聖光園細野診療所勤務。

社団法人日本漢方交流会理事(〜平成25年)

専門:細野流(浅田流)を中心とした折衷派。

 

【講演要旨】

 

「漢方の方剤学−黄耆剤と類方−」

漢方生薬の中には、その処方の方向性を決定する重要な薬物がいくつかあります。「黄耆」もその一つで、今回は、黄耆の薬能を紹介するとともに、黄耆を主薬とする処方群(黄耆類方)を、黄耆の薬能を基に、その共通する部分と、使い分けを解説します。