2012年・第45回社団法人日本漢方交流会
全国学術総会大阪大会
報告!
テーマ:漢方鍼灸治療 難症アトピー・乾癬症と婦人病
日 時:2012.年10月7日(日)12:30〜17:40 8日(月)9:30〜16:30
場 所:クレオ大阪東(大阪市城東区鴫野西2-1-21 06-6965-1200)
主 催:社団法人日本漢方交流会
共 催:日本生薬学会
開 催:近畿鍼灸漢方研究会
大会 会長:木村孟淳(日本漢方交流会会長・元日本薬科大学学長)
大会委員長:西脇平士(日本漢方交流会相談役・近畿鍼灸漢方研究会会長)
実行委員長:夜久泰造(日本漢方交流会理事・武庫川女子大学薬学部非常勤講師)10月7日(日曜日)
総合司会 宋鉄晩
12:45〜13〜45 市民公開講座
座長=吉本悟
『正倉院薬物の調査でわかったこと』
大阪大学大学院医学研究科医学資料室 米田 該典
米田該典: 昭和18年 神戸市生まれ。昭和42年大阪大学薬学部卒業。薬学博士。平成17年大阪大学を定年退職。その後、大阪大学大学院医学系研究科医学史料室にて医薬学史や医薬技術史など、薬を基礎として自然科学史的に学習中である。その間、平成6年からの第二次正倉院薬物調査に参加。啓発されること多く今後も学修者でありつづけたいとの思いを募らせている。
著書: 報告書を始め、共著や分担執筆の著作は少なくないが、この欄に記すような著書は見あたらない。古希を控えてそろそろまとめなければ・・・と準備中である。14:00〜15:00 会員発表
座長=夜久泰造
@『防風通聖散を基本とした皮膚病治療』
東海漢方協議会 伊藤 晴夫
A身近な人に使ったささやかな症例
徳島和漢薬研究会 庄子 昇
15:30〜16:30 特別講演
座長=福井仁照
『湯液と鍼灸の証について』
漢方陰陽会会長 前鍼灸経絡学会学術部長 池田 政一
池田政一: 昭和20年 愛媛県生まれ。昭和43年明治鍼灸学校卒業。在学中より湯液と鍼灸の理論と臨床の一致を目指して研究し『ハンドブックシリーズ』『伝統鍼灸治療法』『臓腑経絡からみた薬方と鍼灸』などの著書を多数執筆するとともに、国内外での講演活動を精力的に続けている。
現在、鍼灸治療院と漢方薬店を開設16:40〜17:40 特別講演
座長=西脇平士
『動物の東洋医学的治療』
元気の会 竹内 裕司
竹内裕司: 昭和61年麻布大学大学院修士課程修了。その後平成元年まで鳥取県庁に勤務。開業見習時に東洋医学と出会う。その後平成4年アメリカで獣医鍼灸学、インドでアーユルヴェーダとチベット医学の研修を受け、大阪市内で竹内犬猫病院を開業。現在、遠方から東洋医学治療を求めての来院者も多く、診療の傍ら多くの学会や研究会で東洋医学の講師として活躍中。まだまだがんばります。
小動物鍼灸漢方医学研究会会長、NPO法人日本アーユルヴェーダ学会評議員、大阪伝統医学研究会代表、NPO法人 日本いきいきらいふ協会副理事長、NPO法人関西心理相談員会企画運営委員、竹内犬猫病院院長。
資格:獣医師、衛生検査技師、第一種衛生管理者、心理相談員、公害防止管理者、医療環境アドバイザー、食生活アドバイザー、一般毒物劇物取扱者など
特技:気功、四柱推命
趣味:合気道(三段)、居合(二段)、囲碁(二段)、天体観測
著書:訳本『初歩のチベット医学』(1955年東方出版刊)、『小動物のための東洋獣医学〜基礎から実践まで』(2007年インターズ刊)、小動物東洋医学DVDシリーズ『触って覚える鍼灸穴位Vol.@、A、B』(2006、2007年インターズ刊)、『犬の鍼灸経絡図ポスター』(2005年インターズ刊)、『獣医のための犬(ワン)ポイント難経』(2008年でじたる書房刊)、『こころの病1』(2008年でじたる書房刊)、『犬猫健康にゅーすVol.1、2、3、4』(2011,2012年でじたる書房刊)、『いきいき天文ガイド惑星編、星座編』(2011年でじたる書房刊)10月8日(月曜日)
9:45〜10:45 会員発表
座長=落合 富雄
Bオ血がかかわる皮膚病2例
東京漢方教育センター 中川 智代
C「難治性アトピー」の症例
九州漢方研究会 落合 幸子
10:45〜12〜15 特別講演
座長=中川智代
「浅田宗伯の漢方を語る」
広島漢方研究会会長・医療法人聖光園細野診療所 山崎 正寿
山崎正寿: 昭和19年 広島生。昭和45年、京都大学医学部卒業。京大病院にて内科研修。昭和47年、聖光園細野診療所勤務、故細野史郎、故坂口弘先生より浅田宗伯派の伝統的日本漢方の指導を受ける。昭和54年、京都大学医学研究科修了。京都大学医学博士授与。昭和56年金沢映寿会病院副院長。昭和60年聖光園細野診療所の広島診療所担当。平成17年広島漢方研究会会長。
現在、日本東洋医学会評議員、専門指導医。日本東洋医学雑誌編集委員。和漢医薬学会評議員。なお、聖光園細野診療所は昭和6年、京都にて故細野史郎が江戸から明治の名医・浅田宗伯門派の伝統的日本漢方を主体として開いた診療所である。また、昭和30年代より、わが国で初めて自家製漢方エキス剤を臨床に用いて診療をおこなう。
専門 :伝統的日本漢方(浅田門派)。漢方歴35年。
著書:『臨床治療学体系(共著)』(情報開発研究所)1983年。『臨床老年学体系(共著)』(情報開発研究所) 1987年。『漢方医学の新知識(共著)』(からだの科学増刊・日本評論社)1995年。『漢方治療二頁の秘訣(共著)』(金原出版株式会社)2004年他。
13:05〜13:50 第45回(社)日本漢方交流会全国総会13:50〜15:00 特別講演
座長=林 誠一
『アトピーと漢方』
広中内科クリニック東洋医学研究所所長 廣中 隆志
廣中隆志: 昭和23年生まれ。昭和47年大阪大学通信工学科卒業。三菱電気鰍ノ入社。原子力発電開発に携わる。昭和55年奈良県立医科大学卒業。大阪大学医学部附属病院勤務。平成3年広中内科クリニック東洋医学研究所を開設(日本東洋医学会専門医研修施設)。
医学博士。日本東洋医学会 代議員。中国四国支部 副支部長。東洋医学会専門医・指導医。内科学会認定医。内分泌学会専門医。西日本医師漢方アカデミー理事。日本漢方交流会顧問。
著書:患者さんに伝えたい東洋医学のお話(メディカルユーコン社)
15:15〜16:10 会員発表
座長=鉄村 努
D虚證型難症のアトピー性皮膚炎の治療例
東海漢方協議会 奥村 裕一
E「旧暦による四時(四季)の運用と鍼灸治療湯液への一考察」
近畿鍼灸漢方研究会 福井 仁照
平成25年・全国大会主催研究会
熊本漢方研究会
閉会の挨拶
近畿鍼灸漢方研究会 村木 重信
*本大会に出席された方は、漢方・生薬認定薬剤師制度における更新必須研修単位が取得出来ました。
(1日のみの参加で3点・2日間の参加で6点)
ホーム